2012年9月30日日曜日

YOKE事業から学ぶ途上国支援のカギ

鶴見国際交流ラウンジ 「外国につながる子どもたち夏休み宿題教室」での運営協力風景

明治学院大学社会学科 高林 未稀 さん 
(2012年8月~9月プログラムに参加) 

「YOKE事業から学ぶ途上国支援のカギ」

 私は途上国の貧困・飢餓問題について興味があり、大学在学中に途上国の支援など、国際協力の活動をするための足がかりとして、このプログラムに参加させていただきました。YOKEにおける研修を通して、国内における国際的な取り組みを現場で学ぶことができました。
私は研修テーマとして『外国につながる子どもの学習支援』を掲げました。国際交流ラウンジが行う「外国につながる子どもの学習支援」と横浜市立中学校の「国際教室」を訪れ、生徒の心のありようをどのように支援し、寄り添うのかを学びました。そのような中で、地域のボランティアと在住外国人の橋渡しを行うYOKE事業の存在がいかに重要な役割を果たしているか、現場で実感しました。国際交流ラウンジにおける子ども達の学習支援を体験したことで、子ども達を理解する姿勢を学びました。生徒たちからも学んだこともたくさんあり、本当の意味で「人と向き合う」ことを追求することができ、自分の自信にもつながり、大変嬉しく思っています。
 
 今回学んだ外国人の心のサポートをすることは、どこの国においても大切なことで、YOKEが行う地域における在住外国人支援事業と私が関心を持つ途上国における支援活動が一致しました。今後も子ども達を理解する姿勢を学んだことを活かして、途上国の支援活動においても、現地の人と直接触れ合うような支援をしていきたいと思います。

私の国際協力の第一歩が、この研修プログラムでよかったです。
非常に貴重な体験をさせていただいたことに、感謝しています。

2012年3月30日金曜日

YOKE事業の現場訪問を通して感じたこと

YOKE事務所で研修中の様子

フェリス女学院大学国際交流学部1年 中村 恵美 さん
(2012年2月~3月プログラムに参加) 

YOKE事業の現場訪問を通して感じたこと
 
YOKE事業の現場訪問―特になか国際交流ラウンジ、みなみ市民活動・多文化共生ラウンジ、鶴見国際交流ラウンジや、外国人無料相談会、よこはま国際フォーラムでの事務局の仕事を経験し、横浜という都市の特徴から日本語学習支援、通訳ボランティア、多言語での情報発信といった在住外国人支援の活動の重要性を理解しました。
YOKE事業に共通しているのは「相手側と同じ目線に立ち協力体制を考えていること」だ、と大いに感じました。 また、「地球市民講座」の企画を学生の視点から提案しました。事前にゼミやサークルの学生にアンケートを行っていたので、その結果を基に、多くの提案ができました。企画に対し、国際機関との打ち合わせに同席し、様々な意見を聞けたことが貴重な体験となりました。研修を行う中で自分自身の課題が見つかり、どのように見直していくかを考える機会になりました。それにより自分の足りない部分や気づきを吸収できました。社会に出るために必要な事、身近にできる国際交流、協力、支援は何か、そうした漠然とした考えから一歩前進し、今、自分が取り組むべきことが明確になりました。
本当に研修を行うことができて感謝しています。