2018年3月31日土曜日

私たちが学んだこと、これからやっていきたいこと

フェリス女学院大学 文学部 コミュニケーション学科 2年  中村 志帆 

(2018年2月~3月プログラムに参加)

筆者:左側
 私は「日本語教室」、「横浜市EPA交流会※」等の運営手伝いを通じ、多くの在住外国人と出会いました。外国につながりがある方々が、日本語を学び、同じ境遇の方同士で意見交換をする中、「より良いサポートをするために、自分は何をすべきなのか」をずっと考えました。相手の行動や発言、バックグラウンド等から気持ちをくみ取り、何をすべきか考え行動することで、お互いのつながりができると学びました。在住外国人と私たちが互いにそうすることで、誰もが安心して暮らせる多文化共生のまちづくりが形成されていくと感じます。私が学んだ「多文化共生」の大切なポイントのひとつです。 貴重な体験を経て、将来は仲介者ではなく、他国と日本を直接つなぐ架け橋となるような職業に就きたいです。
※経済連携協定(EPA)でインドネシア、フィリピン、ベトナムから来日した介護福祉士候補者の交流会

私たちが学んだこと、これからやっていきたいこと

國學院大學 人間開発学部 初等教育課 2年  伊藤 光咲

(2018年2月~3月プログラムに参加)

筆者:右側
    
 横浜市の教員を目指している私は、教師への道につなげる視点から、「よこはま国際フォーラム※」の運営手伝いや「外国につながる子どもたちの学習支援教室」で子どもたちのサポートをしました。本当に良かったと感じた点は、「外国につながる子どもたちの思いを直接聞くことができたこと」です。教師になるために日々大学で多くのことを学んでいますが、実際に現場を訪れて、子どもたちの声に心から耳を傾けなければ、見えてこない・聞こえてこないものもあると私は考えています。だからこそ、今回のインターンシップで、見ようとしないと見えないものや聞こうとしないと聞こえないものを少しでも感じとれたことは、教師への道のりでの良い経験になったと心の底から思っています。
※テーマは、『外国につながる若者たちのチャレンジ~Rainbowスペースの取組から~』